準決勝のクラシコはレアルの思い通り? ”準決勝なら”バルサを撃破できる

スペイン国王杯で実現するクラシコ photo/Getty Images

ホーム&アウェイの戦いに自信

1日に行われた抽選の結果、スペイン国王杯・準決勝ではバルセロナとレアル・マドリードが激突することが決まった。まさに頂上決戦と言える戦いだが、スペイン『as』はレアルの選手たちが準決勝でのクラシコ実現を望んでいたと伝えている。

バルセロナは本来避けたい相手のはずだが、レアルの選手たちは準決勝こそバルセロナを倒すチャンスと考えていたようなのだ。同メディアによれば、レアルは2ndレグをホームで戦えることに自信を抱いているという。

準決勝は6日に1stレグをバルセロナの本拠地カンプ・ノウで戦うことになっており、27日の2ndレグはレアルの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの戦いだ。先にホームで戦うのが有利なのか、2ndレグがホームの方が有利なのかは意見が分かれるところだが、レアル側は2ndレグをホームで戦えることがアドバンテージになると考えているようだ。一発勝負の決勝より、ホーム&アウェイの準決勝の方がバルセロナを撃破するチャンスがあると見ているわけだ。
レアルとしては失点しないことをテーマにアウェイでの1stレグを戦い、ホームの2ndレグで一気に相手を叩く戦い方もできる。何より2ndレグをカンプ・ノウで迎えた時のバルセロナは強烈だ。今季もスペイン国王杯ベスト16・レバンテ戦ではアウェイでの1stレグを1-2で落としたが、カンプ・ノウでの2ndレグでは3-0と圧勝して逆転。準々決勝のセビージャ戦もアウェイでの1stレグを0-2で落としたが、ホームで迎えた2ndレグでは6-1と圧勝している。カンプ・ノウでの大逆転は全チームが恐れているものだ。

それを避けられるという点においては、1stレグをカンプ・ノウで戦う方がレアルにとっては有利かもしれない。レアルが1stレグでどのような姿勢を見せてくれるか楽しみだ。

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