CL優勝候補はマンCとユヴェントス カンナバーロが考える決定的な違いは

ユヴェントスのクリスティアーノ・ロナウド photo/Getty Images

決勝トーナメントで違いを生む点取り屋の存在

リーグ戦とグループステージの戦いを考えれば、チャンピオンズリーグの優勝候補の中でも順調なのはマンチェスター・シティ、ユヴェントスといったところだろうか。マンCはグループステージでリヨンに敗れる波乱があったが、それを除けば順調にきている。リーグ戦でもリヴァプールに首位を譲っているが、得点力は圧倒的だ。

一方のユヴェントスはリーグ戦でもチャンピオンズリーグでも隙が無い。唯一マンチェスター・ユナイテッドに逆転負けを喫したくらいで、ほとんど完璧に近いシーズンを過ごしている。そんなマンCとユヴェントスの違いを挙げるとするなら、世界最高の点取り屋がいるかいないかだ。

伊『sky SPORTS』によると、元イタリア代表でユヴェントスOBのファビオ・カンナバーロも両チームを優勝候補に挙げており、ユヴェントスの場合はクリスティアーノ・ロナウドを抱えていることが大きすぎるアドバンテージだと考えているようだ。
「ユヴェントスはマンCと並んで優勝候補だよ。ユヴェントスは世界で最も完成された選手がいるのだからね」

ロナウドの存在は決勝トーナメントで大きな違いを生み出すだろう。レアル・マドリードがチャンピオンズリーグを3連覇できたのもロナウドの得点力があったからで、勝負強さは異常だ。組織的な攻撃ではマンCが上かもしれないが、いざという時のロナウドほど怖い存在はいない。この違いが決勝トーナメントでどう影響してくるのか楽しみだ。

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