ジェノアの2トップは要注目
今季セリエAで大ブレイクしているアタッカーといえば、ジェノアのFWクリシュトフ・ピアテクだ。ポーランド代表にも選ばれているピアテクは序盤戦から得点を量産し、ここまで9得点を記録。最近はややペースが落ちているが、ロベルト・レヴァンドフスキ2世として大きな注目を集めている。
そんなピアテクには、頼れる相棒がいるのをご存知だろうか。ジェノアで2トップを組むのが、コートジボワール人FWクリスティアン・クアメだ。185cmのサイズを誇るクアメは身体能力が高く、リーチも長い。ここまでピアテクの相棒としてセリエAで2得点4アシストを記録している。
今夏にセリエBのチッタデーラからやってきたクアメはまだ20歳の選手で、ピアテクの陰に隠れているものの大ブレイク候補生の1人と言っていい。伊『Gazzetta dello Sport』によると、クアメは同じコートジボワール人FWとしてチェルシーなどで活躍したFWディディエ・ドログバを手本としている。ピアテクがレヴァンドフスキ2世なら、クアメはドログバ2世といったところだろうか。
「ジェノアとセリエAは僕に特別なモチベーションを与えてくれる。僕がここにいるのは、それにふさわしい選手だからだ。自己満足はしていないけどね。セリエAはセリエBとは全く異なるんだ。ディディエはコートジボワールの英雄だ。みんなどこでもドログバについて話している。彼はお手本以上の存在なんだ」
クアメはこのように話しており、自身も英雄に近づこうと奮闘を続けている。ジェノアで結果を出せばさらなるステップアップも見えてくるだろう。レヴァンドフスキ2世とドログバ2世のコンビは要注目だ。