亡き父の想いを胸に決意表明 レスター会長の息子「使命と遺産を受け取った」

父との急な別れを悲しむアイヤワット氏 photo/Getty Images

父の意思を受け継ぐことを発表

レスター・シティの会長を務めるヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏が、ヘリコプターの墜落事故により急逝した。クラブの今後の方針について明かされていなかったが、同氏の息子で副会長のアイヤワット氏が亡き父の意思を受け継ぐことを発表した。

10月27日に行われたウェストハム戦(プレミアリーグ第10節)後、キングパワー・スタジアムから飛び立ったスリヴァッダナプラバ氏らを乗せたヘリが近くの駐車場に墜落。翌日に同氏を含む搭乗者5名全員の死亡が確認された。

ファンや関係者など多くの人々が悲しみにくれる中、最も心を痛め、まだその傷が癒えていないであろうアイヤワット氏がSNSを通じて声明を発表。英紙『THE Sun』などによると、「彼は受け継ぐべき遺産を私に残しました。彼が抱いた大きなビジョンと夢を遂行するために、私はできることすべてを行います」と決意を明かした上で「彼から非常に大きな使命と遺産を受け取りました。私はそれらを全うするつもりです。これを実現させるためには、周りからのサポートが必要なのもわかっています。皆さんのメッセージや優しい言葉にとても感謝しています」と綴ったという。
奇跡のプレミアリーグ制覇へ導いた偉大なスリヴァッダナプラバ氏の想いや夢を胸に、レスターの新たな旅がスタートする。息子のアイヤワット氏は、同クラブをさらに発展させることができるのか。

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