セリエA得点ランク1位に
動画で見たイメージは正しかったということだろうか。今年1月に少し変わった方法で発掘されたジェノアFWクリシュトフ・ピアテクがセリエAの舞台で爆発している。
ポーランド代表にも選ばれているピアテクは、今冬にポーランドのKSクラコヴィアからジェノアに移籍。今季はリーグ戦5試合で6得点を記録しており、現時点ではセリエAの得点ランク1位だ。そのピアテクにはドルトムントも関心を示しているようなのだが、ジェノアはこの逸材をどうやって見つけてきたのか。
伊『Calciomercato』によれば、ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長がYoutubeで見つけたのだという。動画でピアテクのプレイを評価し、獲得に動いたというのだ。
同会長は、「ピアテクは非常に優れた23歳だ。私は彼の動画をいくつか見てから動いたんだ。誰かジェノアの人間が彼を生で見に行ったか?いいや。私は動画を見たあとに動いたよ。他クラブが手を出すかもしれないと思ったからね」とコメントしている。これもネット社会ならではのやり方なのだろうか。結果的にピアテク獲得はヒットしたことになる。
ジェノアがピアテク獲得に費やした金額は約400万ユーロとのことだが、セリエAで活躍を続ければ価値はどんどん高まっていくことだろう。そうなればジェノアにとっては大きな成功となりそうだ。