チームの軸が変わりすぎたか ローマが2012-13以降最悪のスタートに

思うように勝てぬローマ photo/Getty Images

すでにユーヴェとは勝ち点差5

今夏の市場で大きな動きを見せたクラブの1つがローマだ。ハビエル・パストーレ、ジャスティン・クライファート、イヴァン・マルカノら即戦力の補強だけでなく、ラジャ・ナインゴラン、アリソン・ベッカー、ケビン・ストロートマンら主力が退団。チームの形は大きく変わっている。

その影響なのか、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ率いるローマは開幕から結果が出ていない。開幕戦はトリノに1-0で勝利したが、続くアタランタ戦は打ち合いの末に3-3で引き分け。今節のミラン戦は終盤の失点で1-2で敗れている。1勝1分1敗のスタートだ。

決して悪いスタートとも言えないが、これは2012-13シーズン以降ではワーストのスタートだ。当時はズネデク・ゼーマンが指揮を執っており、当時のチームは最終的に6位でリーグ戦を終えている。少々気になる立ち上がりなのは間違いない。
ローマが王者ユヴェントスについていくには、勝ち点の取りこぼしは許されない。ユヴェントスは今夏にクリスティアーノ・ロナウドも加え、リーグ戦で勝ち点を落とす可能性はより少なくなっている。すでに勝ち点差が5に開いてしまったが、ローマはここから巻き返せるのか。チームの顔ぶれが変わりすぎたことによる影響で順位が落ちてしまうのは問題だ。

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