獲得できたのはブッフォンだけ…… PSGが今夏狙っていた即戦力4名とは

PSGに加入したブッフォン photo/Getty Images

トップターゲットたちを逃す

すでに豪華なタレントが揃っているとはいえ、パリ・サンジェルマンは今夏チームを十分に強化できたのだろうか。今夏はユヴェントスからGKジャンルイジ・ブッフォン、シャルケからDFティロ・ケーラー、バイエルンからDFファン・ベルナト、ストーク・シティからFWエリック・マキシム・チュポ・モティングらを獲得したが、即戦力となるのか疑問視されているのだ。

米『ESPN』は、この4人のうちクラブのアンテロ・エンリケSDの獲得リストに入っていたのはブッフォンのみだと伝えている。当初エンリケSDのリストに入っていたのは、ブッフォン、バイエルンDFジェローム・ボアテング、チェルシーMFエンゴロ・カンテ、ユヴェントスDFアレックス・サンドロだったという。

このうち獲得できたのはブッフォンのみで、フリー移籍だったことを考えると最も容易な取り引きだったと言える。ボアテングの獲得は盛んに噂されてはいたものの、バイエルンは最低でも5000万ユーロの移籍金を求めていたとされている。代わりにPSGが獲得したのはケーラーで、移籍金は3700万ユーロとなっている。

しかしケーラーはまだ21歳のDFだ。ボアテングに比べて経験不足なのは明らかで、チャンピオンズリーグで即戦力となるかは微妙なところだ。最前線のチュポ・モティングは欠けていたエディンソン・カバーニのバックアッパー的位置付けだが、こちらもカバーニより得点力が劣るのは間違いない。

カンテの引き抜きは限りなく難しいミッションではあったものの、指揮官トーマス・トゥヘルが守備的MFの即戦力獲得を希望していたと言われている。それに失敗した影響がどう出てくるのかは気になるところだ。

ネイマール、キリアン・ムバッペ、カバーニ、アンヘル・ディ・マリアらがいる前線はこれ以上の補強が不可能なほど豪華だが、中盤と最終ラインは欧州の頂点を狙ううえでトップレベルとは言い難い。ブッフォンの獲得は大きいが、実力と経験を併せ持つセンターバック、一流の守備的MFを補強できなかったのは痛い。国内リーグの戦いには問題ないが、チャンピオンズリーグでこの補強不足がどう影響してくるのか気になるところだ。

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