ドイツ沈めた男、ポルトガルの黄金世代たちも! 今季CLで注目すべき”五大リーグ以外の若手10名”

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PSVのベルフワイン photo/Getty Images

PSVのイルビング・ロサノ photo/Getty Images

チャンピオンズリーグといえば、どうしても視線はレアル・マドリードやバルセロナ、マンチェスター・シティなど優勝候補のクラブに集まりがちだ。グループステージでも優勝候補と呼ばれるクラブを中心にチェックしていこうと考えている人がほとんどだろう。

しかし、欧州五大リーグではないクラブにも注目すべきタレントはいる。今回英『Squawka』は、欧州五大リーグ以外のクラブに所属する選手の中から今大会注目すべきヤングスター10名を紹介している。

1.ステーフェン・ベルフワイン(PSV FW 20歳)
オランダは優れた若手の集まるリーグで、注目すべきタレントは多い。U-21オランダ代表のベルフワインもその1人だ。昨季はエールディヴィジで8得点11アシストと結果を残しているアタッカーだが、まだチャンピオンズリーグでは結果を残せていない。大会初ゴールを決めるのが最初の目標となる。

2.イルビング・ロサノ(PSV FW 23歳)

ロサノといえばロシアワールドカップのドイツ代表戦で世界に衝撃を与えるゴールを決めた選手として有名だ。今大会でも要注目の選手の1人だ。ベルフワインと同じくPSV所属の選手で、8月末に行われたチャンピオンズリーグ・プレーオフではBATEボリソフ戦でベルフワインとともに得点を記録している。

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アヤックスのマタイス・デ・リフト photo/Getty Images

アヤックスのフレンキー・デ・ヨング photo/Getty Images

3.マタイス・デ・リフト(アヤックス DF 19歳)

今夏ローマに移籍したFWジャスティン・クライファートとともにアヤックスで大きな注目を集めてきたのがデ・リフトだ。バルセロナが注目していると言われる逸材で、欧州の舞台でどこまで通用するのか気になるところ。すでにヨーロッパリーグの方は2016-17シーズンにマンチェスター・ユナイテッドとのファイナルを経験済みで、次はチャンピオンズリーグでの飛躍を狙う。

4.フレンキー・デ・ヨング(アヤックス MF 21歳)

オランダシリーズはまだ終わらない。デ・リフトと同じくバルセロナが強い関心を示していると言われるデ・ヨングは、同メディアからカカーとセルヒオ・ブスケッツをMIXさせたような選手と表現されるなど、優雅なテクニシャンとして知られている。チャンピオンズリーグでインパクトを残すだけの技術は備えているはずで、同じグループのバイエルンやベンフィカ相手に爪痕を残したい。

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ガラタサライにレンタル移籍したオニェクル photo/Getty Images

シャフタールのコヴァレンコ(左) photo/Getty Images

5.ヘンリー・オニェクル(ガラタサライ FW 21歳)

日本代表DF長友佑都の所属するガラタサライにエヴァートンからレンタルで加入しているオニェクルも注目だ。オニェクルは昨夏にエヴァートンに加入し、そこからすぐにベルギーのアンデルレヒトにレンタル移籍。そこでチャンピオンズリーグを6試合経験しているが、そこでは得点を記録できなかった。しかし今季ガラタサライでは国内リーグ4試合で2ゴールと快調なスタートを切っており、これをチャンピオンズリーグにも繋げたい。

6.ヴィクトル・コヴァレンコ(シャフタール・ドネツク MF 22歳)

攻撃的MFコヴァレンコはシャフタールが抱える期待の若手の1人だ。昨季もチャンピオンズリーグに出場し、グループステージでマンチェスター・シティを撃破したゲームでも途中出場している。すでにウクライナ代表でもデビューしており、シャフタールでも出場試合数は100を超える。

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W杯に出場したアレクセイ・ミランチュク photo/Getty Images

ポルトのディオゴ・レイテ photo/Getty Images

7.ミランチュク兄弟(ロコモティフ・モスクワ MF 22歳)

非常に珍しいケースだが、ロコモティフ・モスクワには双子のアレクセイ・ミランチュク、アントン・ミランチュクの2人が所属している。2人はロシアワールドカップのロシア代表メンバーにも選ばれており、代表でもクラブでもチームメイトとして切磋琢磨してきたわけだ。同メディアはロシア国民を歓喜させたワールドカップの興奮を今季の戦いに繋げてくれるのではないかと期待をかけている。

8.ディオゴ・レイテ(FCポルト DF 19歳)

ポルトの下部組織出身のレイテは、今季からトップチームでポジションを確保し始めた若きセンターバックだ。2016年にはU-17ポルトガル代表の一員として欧州選手権を制した経験を持っており、ユース年代で結果を出し続けている期待の若手軍団の1人なのだ。リヴァプール、アーセナル、マンチェスター・シティといった強豪クラブが関心を示しているようで、今季は欧州の舞台で自身の実力をお披露目する機会となる。

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ベンフィカのジョアン・フェリックス photo/Getty Images

ベンフィカのゲドソン・フェルナンデス photo/Getty Images

9.ジョアン・フェリックス(ベンフィカ MF 18歳)

今回紹介された中では最年少の選手で、元ブラジル代表のカカーとも比較されるのがジョアン・フェリックスだ。レイテと同じくポルトガルの世代別代表でプレイしてきた天才肌の選手で、強豪クラブが目を光らせている。まだまだ体の線は細いが、欧州の舞台で特別な違いを生み出せるか。

10.ゲドソン・フェルナンデス(ベンフィカ MF 19歳)

フェリックスと同じベンフィカでプレイするフェルナンデスは、レイテと同じく2年前のU-17欧州選手権優勝メンバーの1人だ。この世代はポルトガルの次期黄金世代と言っていいだろう。同メディアはセントラルMFのフェルナンデスをジョアン・フェリックス以上に期待できる存在と絶賛しており、マンチェスター・ユナイテッドが興味を示しているという。ポルト、ベンフィカと、ポルトガル期待の10代が入っている両クラブは今大会注目すべきクラブと言えそうだ。


彼ら10人のうち、何人が決勝トーナメントに駒を進められるかは分からない。グループステージで姿を消すクラブの方が多いだろうが、NEXTブレイク候補生の彼らに注目する価値はあるはずだ。

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