アーセン・ヴェンゲルが退任し、来季から新体制で動くアーセナル。当面の目標はトップ4復帰となるが、チームは今季もチャンピオンズリーグ出場権を逃してしまっただけにトッププレイヤー獲得が難しくなっている。ワールドクラスのプレイヤー獲得を他クラブと争うのは無理があるだろう。そこで英『Daily Mirror』は、新監督に試してほしいユースチームの実力派若手選手たちを特集。来季プレミアリーグの舞台に出てくるかもしれない逸材を紹介している。
1.エディー・エンケティア(FW/18歳)
現在アーセナルの若手FWで最もエキサイティングな選手と称される18歳のエンケティアは、U-23のカテゴリーでゴールを量産。今季も13試合に出場して12ゴールと爆発しており、前線のバックアッパーとして非常に興味深い選手だ。
2.リース・ネルソン(MF/18歳)
エンケティアと同じく主にU-23の一員としてプレイするネルソンも、今季は11試合で9得点と結果を出している。すでにトップチームでもゲームを経験しており、本格的にブレイクしてもいい頃だ。
3.ベン・シーフ(MF/20歳)
アーセナルでは中盤で守備的な役割をこなす屈強な選手がいなくなったと言われているが、センターバックも担当可能な185cmのベン・シーフは興味深いタレントだ。今季はヨーロッパリーグでも出場機会を得ており、リーグカップ準々決勝ウェストハム戦でも途中出場を果たしている。
4.エミール・スミス・ロウ(MF/17歳)
上記の3選手よりも若い2000年生まれの選手だ。昨年のU-17ワールドカップを制したイングランド代表の一員でもあり、才能は高く評価されている。16歳時点でU-23のゲームでデビューを果たしており、近年何かと特別視される2000年代生まれの逸材の1人だ。
5.ゼイヴィア・アマエチ(MF/17歳)
年齢は17歳だが、2001年生まれの選手だ。同メディアがスピードマスターと名付けるように、ウイングを本職とするアマエチはスピード豊かなアタッカーだ。アーセナルではテオ・ウォルコットのようなスピードスターも活躍しており、アマエチにも同様の期待がかかる。
果たしてこの中から来季貴重な戦力となる選手は現れるのか。下のカテゴリーでは優秀な選手が育っているため、来季は彼らにもっと多くのチャンスを与えてもいいはずだ。