今のレアルはC・ロナウド抜きでは勝てない 今季は思うように機能しない”プランB”

エスパニョールに敗れたレアル photo/Getty Images

エスパニョール戦では黒星

今季レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドには得点数が物足りないとの批判が出ていたが、今ではサポーターの考えも変わってきているのではないだろうか。指揮官ジネディーヌ・ジダンは今節のエスパニョール戦でロナウドに休みを与える判断を下したが、0-1で敗れてしまった。これを受けてスペイン『as』は、今のレアルがロナウド抜きでは勝てない状態にあると指摘している。

今季ロナウドは開幕前のスーペル・コパで主審を押してしまい、5試合の出場停止処分を受けた。そのためリーグ戦でもスタートが遅れたのだが、その間にチームはバレンシアとレバンテ相手にドローで勝ち点を落とした。さらに今回はエスパニョールに敗れてしまい、今季ロナウド抜きで戦ったリーグ戦6試合の成績は3勝2分1敗だ。

成績を見ればそこまで悪くないようにも思えるが、常勝軍団レアルにとって2つの引き分けと1つの黒星が持つ意味は大きい。同メディアは昨季機能した主力を休ませるプランBが今季は通用していないとの見方を示しており、ロナウドを欠くと勝率が落ちてしまう。
リーグ戦はすでに優勝が難しい状態にあるため、これ以上勝ち点の取りこぼしを気にする必要はないかもしれない。しかしプランBが機能していないのは問題で、補強を含め来季はチームを見直す必要がありそうだ。



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