巻き返しを図るレアルに暗雲 “ロナウドとラモスに確執”とスペイン紙

確執報道の真相はいかに photo/Getty Images

クラブの補強方針をめぐり対立か

今季のリーガ・エスパニョーラ第11節終了時点で、首位バルセロナとの勝ち点差8の3位に留まっているレアル・マドリード。FWクリスティアーノ・ロナウドをはじめとする出場停止選手や負傷者の続出によりベストメンバーで試合に臨めないケースが頻発していることから、格下相手に取りこぼす試合が相次いでいる。

こうした状況のなか、ロナウドとセルヒオ・ラモスとの間に確執が生じていることがスペイン紙『MARCA』で話題に。今夏にペペ、アルバロ・モラタ、ハメス・ロドリゲスなど経験豊かな選手が放出されたことに不満を抱いているロナウドに対し、ダニ・セバージョス(U-21スペイン代表)をはじめとする若手の有望株の引き抜きに成功したことに満足感を示しているラモス。このクラブの補強方針をめぐる意見の相違が両選手の確執を生み出しているという見方が併せて報じられた。

今季のUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節(トッテナム戦)ではダニエル・カルバハルの代役として出場したアクラフ・ハキミが自身の背後を突かれて度々ピンチを招くなど、主力選手と控え選手の実力差が浮き彫りとなったレアル・マドリード。前述の出場停止選手や負傷者の続出によりメンバー変更を余儀なくされているジネディーヌ・ジダン監督だが、若手を起用するなかで新たな布陣や戦術を編み出し、配下の選手たちを安心させることが求められるだろう。今後も同監督の采配や人選に注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ