守り勝ったセレッソのユン監督、実は狙いとは違っていた「本当はもっとボールを持つつもりだった」

C大阪を率いるユン・ジョンファン監督 photo/Getty Images

開始早々の先制点が大きく影響

2017JリーグYBCルヴァンカップ決勝。セレッソ大阪と川崎フロンターレのゲームは、開始1分に杉本健勇が川崎のスキを突きボールを奪ってゴール。さらにアディショナルタイムには、カウンターからソウザが試合を決定づける追加点を奪い、2-0でセレッソ大阪が勝利。初優勝を飾った。

試合後、会見に臨んだセレッソ大阪のユン・ジョンファン監督は「どう表現したらいいか分からないが、最高の気分。緊張しすぎて寝違えて、首が痛いです」と、笑いを誘いながらも喜びをにじませた。さらに、今までに出ていたメンバーを入れ替えたことにも触れ「これまでルヴァンカップで走ってきた選手たちの分も背負って戦った。勝つためには何かを諦めないといけない。しかしピッチに立つことができなかった選手たちも、全選手がお互いに抱き合っている姿を見たら、本当に良いチームになったと思いました」と、満足げに語った。

開始早々に先制点を奪ったゲームについては、実はもっとボールを保持しながら試合を運ぶ狙いがあったことを明かした。

「相手のスキをうまく突くことができたのが大きかった。もっとボールを持ちながらゲームを運ぶことができればと思っていましたが、早くに得点が決まったので、そうはなりませんでした。その後も単発の攻撃が多く、自然と守備に切り替えるしかなくなりました。ハーフタイムには、もっと前からやってみようという話をしましたが、思った通りにならないのがサッカーです。でも、最後まで相手を止められたのは力だし、これがチームワークだと思います」

リーグ屈指の攻撃力を持つ川崎を完封し、勝利をもぎ取ったセレッソ。「このような結果を手にすることで、新しい歴史が紡がれていきます」と語った監督の表情は印象的だった。

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