“世界最高の左SB”に異変!? スペイン紙が考えるレアル不調の原因

レアルのマルセロ photo/Getty Images

トッテナム戦では不安定なパフォーマンスに終始

リーグ戦では6勝2分2敗と鈍いスタートを切り、チャンピオンズリーグでも先日トッテナムに敗れてしまったレアル・マドリード。スペイン『as』は、苦戦の原因の1つがサイドバックにあるのではないかと主張している。

レアルのサイドバックといえば、右にダニエル・カルバハル、左にマルセロだ。この2人は欧州屈指のサイドバックと言われ、昨季はレアルが世界で最も優秀なサイドバックを抱えたチームと評判だった。しかし現在カルバハルは心膜炎で離脱しており、代役を若いアクラフ・ハキミに任せている。

さらに同メディアは、左のマルセロのパフォーマンスが良くないと指摘。1-3で敗れた先日のトッテナム戦では、パスミスを含めマルセロは実に29度もボールロストしている。これはチャンピオンズリーグではマルセロにとってキャリア最多のボールロストだ。守備面も良かったとは言えず、インターセプトは2度のみ、タックルに至っては1度も成功していない。同メディアがスランプと指摘するのも頷ける。
昨季までレアルのストロングポイントでもあったサイドバックに異変が起こっており、これも苦戦している理由の1つになっている。カルバハルの離脱も想定外の事態だが、世界最高の左サイドバックと言われるマルセロまで本来の調子にないのは驚きだ。指揮官ジネディーヌ・ジダンにとっては頭の痛い問題となっている。

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