マンU、アトレティコが誇る高速ドリブラーの獲得へ スペイン代表2名がトレード要員か

アトレティコとの契約を2026年まで残しているS・ニゲス(写真左) photo/Getty Images

今夏のU-21欧州選手権で5得点

今季のプレミアリーグ第9節終了時点で、6勝2分1敗の2位につけているマンチェスター・ユナイテッド。序盤戦で好調を維持していた同クラブだが、同リーグ第9節では拙攻が災いして昇格組のハダーズフィールドに敗れるなど、暗雲が漂っている。

こうした状況のなか、同クラブが現アトレティコ・マドリード所属MFサウール・ニゲスの獲得に本腰を入れたことが、スペインメディア『Don Balon』で話題に。かねてより先方からの拒否に遭っている同クラブだが、ジョゼ・モウリーニョ監督がディエゴ・シメオネ監督(現アトレティコ)にアンデル・エレーラやファン・マタとのトレードを持ち掛けたことが併せて報じられるなど、同選手獲得にむけた気運が高まっている。

切れ味鋭いドリブルで狭いスペースを打開するスキルに長けるほか、今夏に行われたU-21欧州選手権で5得点1アシストを記録するなど、日増しに評価を高めているニゲス。7月にアトレティコとの2026年6月30日までの新契約にサインするなど、現所属先への忠誠心の高さが窺える同選手だが、マンチェスター・ユナイテッドはこの案件を成立させることができるだろうか。引き続き交渉の行く末に注目したい。

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