ジルーのゴールより衝撃? C・ロナウドとケインがプスカシュ賞に推していたゴールは……[映像アリ]

またも最優秀選手に選ばれたロナウド photo/Getty Images

GKらしからぬオーバーヘッドシュート

23日に行われた「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2017」で発表されたプスカシュ賞にはアーセナルFWオリヴィエ・ジルーが今年1月のクリスタル・パレス戦で決めたスコーピオンキックが選ばれた。アイディア溢れる絶妙なシュートで、あのゴールはこの1年間大きな話題を呼んだ。

そんな中、レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドとトッテナムFWハリー・ケインはジルーのゴールではなくバロカFCのGKオスカリン・マスルケがオーランド・パイレーツ戦の後半ロスタイムに決めたオーバーヘッドゴールの方を支持したと表明している。

南アフリカ1部リーグのバロカFCでプレイするGKマスルケは、パイレーツ戦の後半ロスタイムにコーナーキックから得点を決めようとゴール前まで侵入。ビハインドを負ったチームのGKが最終手段として終了間際に攻撃参加してくるケースはよく見られるが、マスルケはそこでオーバーヘッドキックを決めてみせたのだ。このゴールもプスカシュ賞の最終候補に入っていた。
スペイン『as』によると、ロナウドは普段攻撃に出る機会のないGKが決めたゴールを評価しなければならないと感じたようで、「ジルーのゴールも好きだけど、GKのゴールを称賛しないとね」とコメント。ケインは「信じられないゴールだったし、セレブレーションも良かったね」と称えている。

ジルーのスコーピオンキックも見事だったが、GKが後半ロスタイムに決めた衝撃を考えるとマスルケのシュートもプスカシュ賞を与えられるにふさわしいものと言えるだろう。



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