エヴァートンFWロメル・ルカクは、今夏プレミアリーグで最も人気がある選手の1人だ。マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが争っていたが、マンUがそのレースを制すると見られている。
ルカクは2016-17シーズンにもリーグ戦で25得点決めているため、その得点力に疑いはない。しかし英『TalkSport』によると、解説を務めるエイドリアン・クラーク氏は、ルカクがマンUのスタイルに合うかは微妙なところと考えており、指揮官ジョゼ・モウリーニョはチームスタイルを変える必要があるとコメントしている。
「ルカクはそれほど背負ってボールをキープするのは上手いと思わない。彼はカウンターのスタイルに合っているんだ。そしてユナイテッドはポゼッションをベースとしたチームだと思う。モウリーニョがスタイルを変えるつもりなのか、チェルシーをも上回るカウンターのユニットを作るかは疑問だ」
2016-17シーズンのマンUはスピードのないズラタン・イブラヒモビッチを最前線に配置していたため、スピードに乗ったカウンターを繰り出す機会はそれほど多くなかった。ルカクを加えればスタイルを変えるかもしれないが、モウリーニョはルカクを活かせるのか。