17日にチャンピオンズリーグ(UCL)準々決勝の組み合わせ抽選会が開催され、ユヴェントスとバルセロナが激突することになった。2年前にベルリンで行われたUCL決勝で相見えた両チーム。その大舞台で惜しくも敗れたユヴェントスにとって、バルセロナは因縁の相手である。
そんな中、かつて両チームでプレイした経験がある元イタリア代表のジャンルカ・ザンブロッタ氏が伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じ、古巣同士の対決について次のように語った。その際のコメントを伊『GIANLUCA DIMARZIO』や『TUTTOmercatoWEB』など、複数メディアが伝えている。
ザンブロッタ氏はインタビューで「1stレグがキーポイントになりそうだね。ユヴェントスはアドバンテージを持ってカンプ・ノウでの勝負に挑まなければならない。ホームでは驚異的な記録を作っているし、ブスケッツの出場停止もあるしね」と話した上で「私はカンプ・ノウでプレイしたことがあるけど、95000人ものサポーターがスタジアムへ押し寄せる。彼らはバルセロナに翼を与えるんだ。パリ・サンジェルマン戦で見せたようにね。ユヴェントスは心してかからなければならない」とコメントしている。
ただ「もちろん、バルセロナは非常に強い。しかし、現在はグアルディオラが築き上げたような完璧なバルセロナではない。ユヴェントスも2年前とは異なり、メンバーもメンタルも改善している。それをアッレグリも熟知しているよ。彼らもバルセロナにリベンジすることを望んでいるはずだ。今のユヴェントスには、勝つために必要な要素すべてを持ち合わせているんじゃないかな」とも述べ、ユヴェントスの勝利を願った。
はたして、ユヴェントスはバルセロナを相手に雪辱を果たすことができるのだろうか。試合は、4月11日にユヴェントスのホームで、同月19日にバルセロナのホームで行われる。