パイェのチャレンジは危険だったか C・ロナウド母「サッカーは相手を蹴るスポーツじゃない」

息子の負傷交代に心痛める

息子の負傷交代に心痛める

負傷交代したロナウド photo/Getty Images

試合前からポルトガル代表のエースであるクリスティアーノ・ロナウドに厳しいチェックがくることは予想できていたが、その最初の接触でロナウドが足を痛めてしまうことになるとは誰も想像していなかっただろう。

これまでロナウドは怪我に強い選手として通っていたが、今回のフランス代表戦では後方からチェックにきたディミトリ・パイェの足がロナウドの左膝を強襲。ロナウドもパイェが飛び込んでくることは事前に予想できていたはずだが、あそこまで激しい当たりがくるとは思っていなかったかもしれない。

結果的にロナウドは前半25分でピッチを後にすることになった。これには多くのサッカー関係者が心を痛めたが、恐らく最も痛めたのは母親のドロレス・アベイロさんではないか。スペイン『MARCA』によると、アベイロさんは息子が無念の負傷交代を余儀なくされたことについて「私は息子のこんな姿を見ていられないわ。サッカーというスポーツはボールを蹴るスポーツであって、相手を蹴るスポーツではない」とコメントし、パイェの激しいチャージに不満を感じていることをアピールした。
まだポルトガルが優勝したために救われたところはあるが、これで仮に敗れていればポルトガルサッカーファンのパイェへの怒りはこんなものでは済まなかったはずだ。パイェもしっかりボールにアタックしていたが、同メディアはパイェのチャレンジは無謀なものだったと相手エースを傷つけた行為に不満感を示している。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ