グループステージ第3戦のロシア戦では炸裂しなかったものの、スロバキア戦とイングランド戦で直接フリーキックを1発ずつ叩き込んだウェールズ代表FWガレス・ベイルの左足に注目が集まっている。ベイルのフリーキックは年々精度が増しているようにも感じられ、今回のEURO2016でも最も危険なキッカーの1人になっている。
そこで気になるのが、普段どうやってフリーキックを練習しているのかだ。所属するレアル・マドリードにはチームでフリーキックを担当しているクリスティアーノ・ロナウドもおり、どこかベイルのスピードボールを好む点や助走の取り方はロナウドを思わせる部分がある。
スペイン『as』によると、ベイルはロナウドから何かフリーキックについてヒントを得ているのではないかと質問を受けたという。しかしベイルはロナウドとは練習していないと語り、自身のルーティンを明かした。
「フリーキックは常に練習しているよ。今でも練習が終わってから10分〜15分は蹴っている。これはレアル・マドリードでもトッテナムでもやっていたことで、普通なんだ。何も変わらないよ。このルーティンを続けていくだけさ」
「ロナウドから助言を受けたか?いや、それはない。僕は自分のスタイルでやっているし、それが好きなんだ。別のところで練習しているよ」
今の完成度を見ればロナウドがベイルから何か助言を受けた方が良いとさえ考えさせられるが、新シーズンのレアルは誰にフリーキックを任せるつもりだろうか。