今季前半戦で1点差勝利を連発していたインテルの最終ラインは、わずか1シーズンで崩れることになるかもしれない。
伊『Fc Internews.it』は、最終ラインの選手のほとんどが売却リストに載っていると報じた。ただし、今季途中から指揮官ロベルト・マンチーニの信頼を掴み、クラブとの契約を2019年まで延長した日本代表DF長友佑都はこのリストから外れている。
現在インテルのDFには複数クラブから関心が寄せられており、ジェイソン・ムリージョにはゼニト、ウェストハム、ストーク・シティ、レスター・シティなどが興味を示している。その他にもダヴィデ・サントンにはクリスタル・パレス、ファン・ジェズスにはワトフォードなどが興味を示している。
また、サンプドリアにレンタル移籍しているアンドレア・ラノッキアとドドーも今夏新たな行き先を探す必要があると伝えられている。DFではないが、GKのサミール・ハンダノビッチも売却リストに挙がっており、同選手の望むチャンピオンズリーグ出場権を持つクラブからオファーが届けば動きがあるかもしれない。
現在インテルは経済的に苦しい状況にあると言われており、主力選手の流失は避けられそうにない。堅守を築いていたDFの流失は痛いところだが、果たして今夏何人の選手がインテルを離れることになるのだろうか。