バルセロナのカンテラ出身で、17歳という若さでトップチームデビューを果たしたスペイン人FWボージャン・クルキッチは、当時リオネル・メッシが持っていた同クラブの最年少ゴール記録を更新し、今後活躍が期待される選手の一人であった。だが、監督が代わるにつれ出場機会が減少。彼はローマやミランなどを経て2014年からはプレミアリーグのストーク・シティに所属しており、今季のリーグ戦では27試合に出場して7ゴールを挙げている。
そんなボージャンがスペイン『Catalunya Radio』で次のように語った。
「僕は17歳でバルセロナデビューを果たしたんだ。当時は楽しかったから意識はしていなかったけど、簡単ではないことだよね。まわりが僕に多くのことを求めてきたから僕は強くなれたよ」
「ライカールトは僕を信頼してくれて、プロサッカー選手として多くのチャンスを与えてくれたんだ。彼とは非常に友好的だったよ。それに対して、もしグアルディオラとL・エンリケに食事を誘われたら夕食はおろか、コーヒーすら一緒に飲みたくないね」
このようにボージャンは現在、グアルディオラとL・エンリケとは顔も合わせたくないことを明かした。そんな天敵でもあるグアルディオラがマンチェスター・シティを率いることとなり、来季プレミアリーグにやってくる。ボージャンにとってシティ戦は、いつも以上に力が入る試合となりそうだ。