レアルで困難な2年目を迎えるハメスに代表監督から提言 「辛抱強さを持たなくてはならない」

「彼が偉大なプロフェッショナルだと信じている」

レアル・マドリードで困難な時期を迎えるハメス・ロドリゲスに対して、コロンビア代表で指導するホセ・ペケルマン監督は「我慢が必要だ」と説いた。英『four four two』が伝えている。

「彼は辛抱しなくてはならない。我々全員が彼に先発してほしいと願っているし、それを代表チームに還元してほしいと思っている。たとえ何が起きようと、彼にはポジティブな姿勢でいる必要があるんだ」

66歳のアルゼンチン人指揮官はそう話し、教え子ハメスに我慢強くいてほしいと願った。加入1年目で目覚ましい活躍を見せたハメスだが、今シーズンはラファエル・ベニテスとの関係がうまくいっていないことが報じられ、怪我にも見舞われるなど本来のフォームを見せられないでいる。ペケルマン監督はベニテス監督との関係がうまくいっていなかったことを明かし、ジダン新監督のもとで状況が好転すると見込んだ。
「彼は監督交代に多くの希望を持っていた。昨シーズンの記憶があったから、彼はラファエル・ベニテス監督に関する問題が解決されることを望んでいた」

「彼について私は冷静なままだ。マドリードの監督交代がポジティブなものになると考えている。私は今でもハメスが素晴らしいプロフェッショナルであると信じているし、国を代表することの意味を知っていて、前に向かって行ける人間だと思っている。今は彼にとって難しい時期だが、これは非常に早く選手として成長してきたヤングスターにとって1つの経験だ。彼らにも欠点はあるが、決して立ち直ることについて希望を見失うことはないものだ」

ジダン監督のもと、ハメスはまだ2試合で先発を勝ち取れていない。ピッチ外での生活態度の問題が報じられるなど、これまでの品行方正なイメージが今では変化しつつある。マドリードの10番は初心に戻り、1から新監督にアピールしなくてはならないだろう。

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