早い時間の失点やめよう! 0-1から始めるのはしんどいとクロップがチームに注意

前半5分以内の失点が3度もあるリヴァプール

26日に行われるリヴァプールとレスター・シティの一戦でリヴァプールが気を付けるべきことは、早い時間帯での失点だ。ブレンダン・ロジャースの後を受けたユルゲン・クロップもリヴァプールの守備陣を立て直すことができていない状態で、まだリーグ戦でクリーンシートはたったの2回だけだ。しかも相手に先制点を与える時間が悪すぎる。

英『スカイ・スポーツ』によると、クロップ就任後のリヴァプールは10月31日のチェルシー戦で前半4分にラミレス、12月2日のサウサンプトン戦では前半1分にサディオ・マネ、前節ワトフォード戦では前半3分にネイサン・アケに先制ゴールを許しており、すべて自分たちの不注意から失点が生まれている。サウサンプトン戦では立ち上がりの集中を欠き、ワトフォード戦もコーナーキックからGKのミスが絡んで失点しまっており、とにかく試合の入りが悪い。

クロップも早い時間帯に失点することを気にしており、1-0を守り切るよりも0-1を追いかける展開の方が多いとチームの立ち上がりに苦言を呈している。また、対戦相手のレスターには好調のジェイミー・バーディとリヤド・マフレズがおり、クロップも少ないチャンスで仕事をする危険な選手と警戒している。しかもリヴァプールは前節にDFの要であるマルティン・シュクルテルを負傷で失っており、いつもの顔ぶれとは違う不慣れなディフェンスラインが早い時間帯にミスをすることも考えられる。そうなった場合には再び0-1から試合をスタートすることになり、余計にレスターのカウンターを浴びることにもなりかねない。

昨季までなら選手層的にも明らかにリヴァプールの方が上だが、今季のレスターは全く別のチームだ。前半は0-0でも構わないセーフティな戦い方で臨む方が無難だろう。

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