2015年もあと少し! 英メディアが選ぶ今年ブレイクした8人

2015年が始まる時に予想できましたか?

2015年も終わりに近付き、サッカー界も今年1年を振り返る時期に入っている。今年もブレイクした選手が数名いたが、英『Squawka』は今年サッカー人生を変えた選手8名を紹介した。

1.ジェイミー・バーディ(FW/レスター・シティ)

ちょっとやそっとの変化ではない。昨年は全くノーマークだった選手がプレミアリーグ連続得点記録を塗り替え、レアル・マドリードやバルセロナまでもが注目するビッグタレントへと成長した。
2.クリス・スモーリング(DF/マンチェスター・ユナイテッド)

昨年までは凡ミスの多いDFという認識だったが、今ではイングランド代表のセンターバックを安心して任せられる選手に成長した。指揮官のファン・ハールは何かと批判されているが、スモーリングにとっては大きな出会いとなった。

3.ネイマール(FW/バルセロナ)

ただの足技を披露するトリックスターから、ゴールを奪って試合を決めることのできる選手に成長した。ネイマールの飛躍はMSNという歴代最強クラスの3トップを生み出すことにもつながった。

4.エクトル・ベジェリン(DF/アーセナル)

バルセロナが生んだスピードスターがようやく目覚めた。アーセナル不動の右サイドバックとなり、今年はあのウサイン・ボルトと比較されるほど自身の名を売ることに成功した。

5.リヤド・マフレズ(FW/レスター・シティ)

その独特なリズムと決定力はチームメイトのバーディーと並んで大きなサプライズとなった。今やレスターを代表する選手で、アーセナルら複数のビッグクラブが注目している。

6.フランシス・コクラン(MF/アーセナル)

コクランがここまで化けると思っていた人はそう多くないだろう。中盤の守備に不安を抱えていたアーセナルのニーズにマッチしたコクランは、アーセナルにとって欠かせない潰し屋となった。この活躍は来年のEURO2016にも繋がることだろう。

7.アントワーヌ・グリーズマン(FW/アトレティコ・マドリード)

ジエゴ・コスタに代わるアトレティコの点取り屋へ成長したグリーズマンは、クラブにとってもフランス代表にとっても欠かせないキーパーソンだ。今年の成長ポイントは得点力で、点の取れるウインガーになったことは大きい。

8.ハリー・ケイン(FW/トッテナム)

昨年の10月頃から徐々に頭角を現したケインは2015年にその評価を確かなものとした。勢いは最後まで衰えず、今年のイングランド代表で最もスポットライトを浴びた選手だろう。

こう見ると得点の奪える選手が複数登場した1年だった。プレミアリーグではセルヒオ・アグエロやウェイン・ルーニーらが代表的なFWだったが、今ではそこにバーディーとケインも確実に絡んでくる。イングランド代表にとっても大きな1年で、スモーリングの成長も含めEURO 2016へ向けて最高の1年となったのではないか。

リーガ・エスパニョーラでは、ネイマールとグリーズマンがリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドと得点王争いを展開できるほどの素材となり、メッシとロナウドが支配するイメージではなくなってきた。今年も全く予想のつかないブレイク組が現れたが、果たして来年はどんな選手が出てくるのだろうか。

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