「お金がないんだよ!」中村俊輔の元同僚が悲痛の叫び

クラブの買い手を募集中か

ファン・ハール監督のように大金を使うことのできる監督もいれば、まったく予算を使えない監督もいる。過去にセルティックで中村俊輔と共にプレイしたニール・レノン監督は現在どうやら後者の状況のようだ。
英『スカイスポーツ』がボルトンを指揮する同監督による悲痛のコメントを伝えた。

「今現在、使えるお金がまったくないんだ。もし選手獲得のために資金が必要になったとしたら、誰かがこのクラブを新たに買い取ってくれなければならないね。今のこの状況は監督として、そして人間として大きな挑戦になるよ。でもこれはビジネス面での話であって、良いサッカーをしなければならない我々現場サイドからは大きくかけ離れた問題だけどね」

レノン監督はクラブが現在資金難にあえいでいるとし、この困難に立ち向かうことで監督としても人間としても成長できると意気込んだ。さらに同監督は続ける。
「クラブの財政を安定させるためにも、より早くクラブに投資がなされることを願っているよ。でも本当に心の底からこのクラブに投資する熱意があって、さらに財政的な能力も兼ね備えている人々を見つけるのは非常に困難な作業だ。それにクラブを買収するだけじゃなく、当然ながらその後の維持費もかかるわけだからね」

同監督は、選手獲得費用の捻出を望んではいるものの、投資をしてくれる人間の模索にクラブが苦労していることを明かした。

レノン監督率いるそんな“貧しい”ボルトンは、現在イングランド2部に相当するチャンピオンシップで最下位に沈んでいる。17試合で勝利をおさめたのはわずかに1試合のみ。30日にはブレントフォードとの一戦を迎えるが、彼らに明るい未来は待っているのだろうか。レノン監督の大きな挑戦は長く困難な戦いとなりそうだ。

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