子供の頃の夢を引退後に叶えたモンテッラ新監督「ミランのヨーロッパでの栄光を取り戻す」

私のやるべきことはわかっている

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ミランについて語ったモンテッラ photo/Getty Images

日本代表FW本田圭佑の所属するミランは、来季の監督が不透明であり、監督の候補に多くの名が挙がっていた。しかし、同クラブは29日に昨季サンプドリアを率いたヴィンチェンツォ・モンテッラが新監督に就任すると、公式サイトを通じて発表した。

これを受けて、伊『Premium Sport』はミランの新監督に就任することが決まったモンテッラにインタビューを敢行。これに応じた彼は「明日から私は正式にミランの監督になる。監督交代などの生活に大きな変化があるとき、いつも色々と考えさせられるんだ。ガッリアーニCEOにも言ったんだけど、私はミランでプレイすることが子供の頃の夢だった。でも彼らは契約してくれなかったよ。当時はファン・バステンが私のアイドルだったんだよね」と冗談を交えつつ、監督就任の喜びを述べた。

さらに「今週から本腰を入れて仕事に取り組むけど、我々はすべてのタイトルを取りに行く必要がある。イタリア国内だけではなく、ミランはヨーロッパでの栄光も取り戻さなければならないんだ。大変な仕事だけど、このクラブでやるべきことを私はちゃんと理解している。変化は選手によって作られるものだけど、私たちは彼らのパフォーマンスを高めてあげる必要があるんだ。そうすれば自然と結果が付いてくるんじゃないかな」と意気込みも語った。
ここ数年はクラブのOBを中心にチームの再建を託していたミランだが、ミハイロビッチに続き在籍経験がないモンテッラ監督を招へいすることとなった。これが吉と出るのか、それとも凶と出るのかはシーズンが始まってみないとわからない。モンテッラは憧れの地で結果を残すことができるのだろうか。

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