トーマス・フランクは解任を回避した? 勇敢な戦い方に称賛も「信頼を取り戻すだけの闘志と粘り強さを見せた」

トッテナム指揮官トーマス・フランク Photo/Getty Images

またも敗れてしまったトッテナムだが

トッテナムはプレミアリーグ第17節でリヴァプールと対戦、1-2と敗戦を喫した。

スパーズはこれで、ここ8戦で1度しか勝てていないことになり、順位を暫定で13位まで落としてしまった。しかもシャビ・シモンズをファウルによるレッドカードで失い、終盤にはクリスティアン・ロメロも退場になるというダメージの大きい負け方だった。

負けがこんでおり、解任最有力ともいわれるトーマス・フランク監督。しかし『The Athletic』は、なんとか首はつながったのではないかと見ているようだ。

理由はいくつかある。まず、シモンズが退場になるまでのパフォーマンスが良かったこと。退場者を2人も出したが、ファンのブーイングは選手ではなく審判に向けられていたこと。そして数的不利となっても、フランク監督が失点を恐れるのではなく、反撃に出たこと。その結果、リシャルリソンが1点を返すことに成功している。

これは勇敢な敗北であり、フランクに少々の信頼を取り戻すだけの闘志と粘り強さを見せたと同メディアは評した。年末年始はクリスタル・パレス、ブレントフォード、サンダーランドと難敵が続くが、スパーズはどれだけの勝ち点を得ることができるだろうか。


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