シェシュコが重症なら1月に緊急補強はあるのか? アモリムは可能性について「この状況に対処するのは……」

ユナイテッドでプレイするシェシュコ photo/Getty Images

最悪の事態を懸念

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、トッテナム・ホットスパー戦で負傷交代したFWベンジャミン・シェシュコの重傷を懸念し、クラブが1月の移籍市場でストライカーの補強を余儀なくされる可能性を示唆した。『THE Sun』が報じている。シェシュコは58分に途中出場したが、88分にミッキー・ファン・デ・フェンとの接触後に退場。既に交代枠を使い切っていたユナイテッドは、残り時間を10人で戦うことになった。

シェシュコは今シーズン、全試合を通じて12試合で2ゴールに留まっており、先週のノッティンガム・フォレスト戦で無得点に終わった後、アモリム監督は彼のスタメン落ちを決断していた。しかし、同監督は「今、一番心配しているのは彼の自信ではなく、膝の怪我だ。彼がいないとチームとして弱くなる」と、シェシュコの負傷を最大の懸念事項であると強調した。

シェシュコに次ぐストライカーはジョシュア・ザークツィーのみという状況の中、12月21日から始まるアフリカネイションズカップで、得点源のブライアン・エンベウモとアマド・ディアロが離脱することが決まっている。エンベウモは10月のプレミアリーグ月間最優秀選手に輝くなど好調なだけに、攻撃陣の手薄さは深刻である。

万が一、シェシュコが数ヶ月の離脱となれば、チームはさらに厳しい局面を迎えることになる。アモリム監督は「その状況に対処するのは難しくなるだろう。ただ、移籍市場が開いたときにチームを強化し、起きてしまったことを修正できるかどうか見てみよう」と語り、冬の補強に踏み切る可能性を示唆した。この試合ではマタイス・デ・リフトが96分に同点弾を決め、敗北こそ免れたものの、攻撃陣の危機的状況がユナイテッドの今後の戦いを大きく左右することになりそうだ。

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