ヴィルツはX・アロンソと一緒にレアル・マドリードへ向かうべきだった? レヴァークーゼンCEOは「オファーを出していれば……」

リヴァプールでは結果が出ていないヴィルツ photo/Getty Images

リヴァプールにはまだフィットしていない

今夏にレヴァークーゼンからリヴァプールへ移籍したものの、ここまでプレミアリーグ10試合に出場して0ゴール0アシストと結果を残せていないMFフロリアン・ヴィルツ。リヴァプールはヴィルツの獲得に1億1600万ポンドを投じたとされており、移籍金額的にも現状の成績は納得できるものではないだろう。

指揮官との相性を考えるなら、ヴィルツはレアル・マドリードへ向かった方が良かったのかもしれない。今季よりレアルはシャビ・アロンソが指揮しており、レヴァークーゼンでヴィルツを指導してきたアロンソはヴィルツの特長をよく理解している。

独『Sport1』によると、レヴァークーゼンのフェルナンド・カロCEOはレアルが具体的なオファーを出していればヴィルツもレアル行きに納得したのではないかと語っている。

「我々は彼との契約延長に全力を尽くす考えだったが、最終的にフロリアンは自分の道を選んだ。彼はCL制覇を強く望んでいる選手であり、レヴァークーゼンでのCL制覇は困難との考えがあったのだろう。もしシャビ(アロンソ)がオファーを出していれば、彼は間違いなくマドリーへ向かっただろう。しかし、マドリーでのシャビはここと違って発言力が低い。マドリーで移籍を決定するのはフロレンティーノ・ペレス(会長)であり、シャビではないからね」

今のレアルにヴィルツの活きるポジションがあったかは分からないが、アロンソがヴィルツの良さを引き出せる最高の指揮官だったとも言える。ヴィルツのリヴァプール移籍が正しい選択だったかは微妙なところで、この成績では批判は避けられないだろう。



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