愛犬ロスコーの死にハミルトンが悲痛な別れ 「最も辛い経験」と胸中を告白

愛されていたロスコー Photo/Getty Images

続きを見る

パドックのアイドル

フェラーリのF1ドライバー、ルイス・ハミルトンが、愛犬のロスコーが9月28日に亡くなったことを自身のSNSで明らかにした。先週、ロスコーは肺炎を患い、呼吸困難に陥っていたという。ハミルトンは、苦しむロスコーのために、安楽死という「人生で、最も難しい決断」を下さざるを得なかったと、その悲痛な胸の内を語っている。

ハミルトンは投稿の中で、「4日間、生命維持装置をつけ、持てる力を尽くして戦った。彼は最後の最後まで、諦めずに戦った」と、ロスコーの闘病生活を振り返った。そして、「こんなにも美しい魂、天使、そして真の友と人生を共にできたことに心から感謝し、光栄に思う」と、ロスコーへの深い愛情を綴っている。

「ロスコーを迎え入れたことは、僕の人生で最高の決断だった。今回のことは、最も辛い経験のひとつだ」と語った。「ロスコーは9月28日の夜、僕の腕の中で息を引き取った」という最後の言葉は、その別れの瞬間がどれほど辛いものであったかを物語っている。
ロスコーは2013年からハミルトンと共にパドックに登場し、今年公開された映画『F1/エフワン』にも出演するなど、世界中のファンに愛された存在であった。ハミルトンにとって、家族同然の存在であったロスコーの死は計り知れない悲しみである。この困難な時期を乗り越え、彼が再びレースに集中できるのか、今後の動向を静かに見守りたい。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.309 プレミア新4強時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ