「容赦なく弱点を暴露」 恐るべきリヴァプール・キラー、パレスはクラブ連続無敗記録最長タイに

パレスを率いるグラスナー監督 Photo/Getty Images

もっと点差がついてもおかしくなかった

プレミアリーグ第6節、クリスタル・パレスは首位リヴァプールをホームに迎え、2-1と破ってみせた。今季無敗を維持する唯一のチームとなり、リーグテーブルでは暫定2位につけている。

『BBC』は、「グラスナーの躍動するパレスがリヴァプールの弱点を容赦なく暴露」と報じた。リヴァプールはここまでパレスと同じく無敗で来てはいたが、失点数は「5」と不安定さを内包していた。オリバー・グラスナー監督はコミュニティ・シールドと同じく的確にリヴァプールの守備の穴を突き、チャンスを重ねていった。決定的な場面はGKアリソン・ベッカーのビッグセーブでしのいだが、あと何点かパレスに入っていてもまったくおかしくない試合だった。

ここ3試合でパレスはリヴァプールに負けておらず、コミュニティ・シールドのPK戦勝利に次ぐ勝ち星となった。ここにきて恐るべき「リヴァプール・キラー」となりつつあり、対戦が決定しているカラバオカップ4回戦にもいっそうの注目が集まることになる。

そしてパレスはこれで昨季から数えて18戦無敗、1969年に樹立したクラブの連続無敗記録に並んでいる。試合後、グラスナー監督は「試合を分析し、このポジティブな要素をすべて吸収しようと思う。この瞬間を楽しまなければ。なぜ自分がこれをやっているのかと自問自答してしまうよ」と『Match of the Day』で語った。

パレスは無敗記録をさらに伸ばし、クラブ新記録を達成することができるか。次節はアウェイでエヴァートンと対戦する。



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