輝きを取り戻したジョアン・パリーニャ トッテナムは来年1月に買い取りオプションの前倒し行使を検討

トッテナムのジョアン・パリーニャ photo/Getty Images

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イングランドで復活

今年夏にバイエルン・ミュンヘンから1年間の期限付き移籍でトッテナムに加入したジョアン・パリーニャが好調を維持している。

同選手はヴァンサン・コンパニ監督が指揮を執る今のバイエルンではチーム内でのポジション争いで劣勢となり、十分な出場機会を得られていなかった。そして失意のうちにトッテナムに行くことを決断したわけだが、プレミアリーグでは開幕から5試合全てに出場し、守備的ミッドフィールダーのレギュラーポジションを早くも掴みつつある。フラム時代から数えて3年ぶりとなるイングランド復帰によって、本来の輝きを取り戻したようだ。

こうしたパリーニャの活躍によって、イギリスメディア『TBR Football』によればトッテナムは早くもパリーニャを完全移籍で獲得することを検討し始めているようだ。パリーニャのレンタル期間は今シーズン終了までとなっているが、トッテナム首脳陣は来年1月にもバイエルンと交わした契約の中に含まれている買い取りオプションを行使するつもりであるという。その際、買い取り料として3000万ユーロ(約52億円)程度をトッテナムはバイエルンに支払うことになる。
これが実現すれば、期限付き移籍では異例とも言える早期の買い取りオプション行使となるが、バイエルン首脳陣は既にパリーニャを守備的ミッドフィールダーの余剰人員と見なしていることから、トッテナムからの買い取り要請に応じる可能性が高いとドイツ紙『Bild』は伝えている。また、イギリス人ジャーナリストのベン・ヤコブ氏によればパリーニャ自身もバイエルンへの復帰ではなく、このままトッテナムに残留することを希望しているという。

パリーニャの去就は、予定よりも半年ほど早く決まることになるかもしれない。

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