マンU戦わずか“21分”でベンチへ下がったパルマー チェルシー指揮官が交代理由を説明 「彼にとって鼠径部の問題は長年のものだ」

負傷状況が注目されるパルマー photo/Getty Images

怪我に悩まされるエース

チェルシーの指揮官エンツォ・マレスカはプレミアリーグ第5節のマンチェスター・ユナイテッド戦でわずか21分でコール・パルマーを下げた理由を説明した。

開始早々の5分にGKロベルト・サンチェスが退場し、数的不利な状況に陥ったチェルシー。マレスカはすぐさまエステヴァン・ウィリアンとペドロ・ネトを下げ、フィリップ・ヨルゲンセンとトシン・アダラビオヨを入れた。退場によるやむを得ない交代であったが、先制点を許した後の21分にはパルマーもベンチに下がることになった。

37分にも失点を許したチェルシーだったが、前半ATにカゼミロが2枚目のイエローカードで退場したことで後半は数的同数に。80分にトレヴォ・チャロバーが反撃の狼煙をあげるゴールを決めたが、あと一歩届かず、1-2でチェルシーはこの試合敗戦した。

試合後、マレスカはパルマーの交代理由を説明したが、この試合の前から抱えていた負傷が影響していたという。

「彼(パーマー)は今朝トライした。彼は今朝、このゲームをプレイするためのテストを受けたんだ。彼は100%の状態ではなかった。この試合に出場するために並外れた努力をしたが、それでも100%ではなかった」

「彼にとって鼠径部の問題は長年のものだ。今朝もまた検査を受けた。チームのためにこの試合に出場し、チームに寄り添いたいと思っている。だから彼の努力は並大抵ではない。しかし、20分後、彼は何かを感じ始めたので、交代することにした」(英『Evening Standard』より)

今シーズンは第2節と3節を鼠蹊部の問題で欠場していたパルマーだが、まだ100%回復していなかった模様。ユナイテッドとのビッグマッチということもあり、起用に踏み切ったが、再び離脱を強いられる可能性があるようだ。


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