ジェコを理想のモデルに挙げる20歳のFWピオ・エスポジトが踏み出す一歩 インテルで頼れるバックアッパーFWになれるか

インテルでCLデビューを果たしたエスポジト photo/Getty Images

指揮官キヴも絶賛するポテンシャル

17日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節アヤックス戦にて、インテル指揮官クリスティアン・キヴは前線でマルクス・テュラムと20歳のFWフランチェスコ・ピオ・エスポジトの2トップを先発させた。

昨季までスペツィアにレンタル移籍していたエスポジトにとって、CLの戦いはこれが初だ。今月にはイタリア代表デビューも果たしている有望株であり、インテルのような国内強豪クラブで若手イタリア人選手が出番を得ることには大きな意味がある。

伊『Calciomercato』によると、指揮官キヴもエスポジトのポテンシャルを絶賛する。まだラウタロ&テュラムの控えFWという立ち位置ではあるが、今後もカップ戦などで出番は回ってくるだろう。

「エスポジトは真の男だよ。インテルとアズーリは今後何年も彼を愛するだろう。環境に適応し、トレーニングで見せているものは称賛に値する。CLデビュー戦でも素晴らしいプレイを見せたし、90分間変わらぬインテンシティを維持した。前線にはボニーもいるし、今の我々には強力なFWが4人もいるんだ」

エスポジトは191cmとサイズもあり、本人は意識する選手として現フィオレンティーナFWエディン・ジェコの名前を挙げている。

「ジェコのプレイスタイルが本当に好きなんだ。インテルで彼のトレーニングを見ることができて幸運だったよ。彼はまずチームのためにプレイし、そこからゴールを目指すんだ」

昨季のインテルではメフディ・タレミ、マルコ・アルナウトビッチが控えFWに入っていたが、貢献度は十分ではなかった。今季はエスポジトとボニーがその役割を担うことになり、ここまでのインパクトは悪くない。エスポジトの成長はイタリアサッカー界においても重要で、どこまで数字を上げられるか楽しみだ。



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