伊藤洋輝、A・デイビスが離脱中のバイエルンは左SBの人選をどうする 新シーズン序盤は負傷離脱者の穴埋めが必要に

伊藤はサイドバックとセンターバックの両方をこなせる photo/Getty Images

スタニシッチやゲレイロを回す対応に

8月末より2025-26シーズンのブンデスリーガがスタートするが、王者バイエルンは開幕を前に負傷者を複数抱えている。クラブワールドカップ2025では攻撃の要であるMFジャマール・ムシアラが足首脱臼と腓骨骨折の大怪我を負ってしまい、完治には5ヶ月ほどかかるとの見方もある。

もう一つの気になるエリアが左サイドバックだ。昨夏には日本代表DF伊藤洋輝を獲得したが、伊藤は負傷が続いて満足にプレイできていない。現在も右足中足骨の骨折による離脱が続いていて、10月頃の復帰になると考えられている。

同じ左サイドバックではアルフォンソ・デイビスも右膝の前十字靭帯断裂で離脱していて、復帰は早くて11月頃と見られている。独『Kicker』も左サイドバックの人選をどうしていくか注目しているが、今のところ新たな左サイドバックの獲得はない。

指揮官ヴァンサン・コンパにはヨシプ・スタニシッチを左サイドバックに回したり、ラファエル・ゲレイロの起用で乗り切っていく考えのようで、別オプションとして19歳のモロッコ人DFアダム・アズヌーに任せるプランもある。

このあたりが序盤の戦いにどう影響するか気になるところで、伊藤に関してはセンターバックもこなせるユーティリティ性がある。伊藤の復帰で最終ラインの選択肢が増えることになり、コンパニもその時を待っていることだろう。



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