“練習拒否”でユーベ退団画策中の27歳MF獲得に本腰 マンUが元プレミア戦士に急接近

ユヴェントスでプレイするD・ルイス photo/Getty images

ストライキを選んだ

マンチェスター・ユナイテッドが、ユヴェントスに所属するブラジル代表MFドウグラス・ルイスの獲得レースに参戦したという。『Corriere dello Sport』が報じており、プレミアリーグ復帰を望む27歳の去就が注目を集めている。

ルイスは今夏のプレシーズン初日にトリノでのトレーニングに姿を見せず、クラブ側が規律違反として処分を検討しているという。昨夏、アストン・ヴィラから約4500万ポンドで加入した同選手だが、セリエAでの存在感は限られ、リーグ戦出場は19試合にとどまった。これにより不満が募り、退団への強い意志を示した形だ。

ユナイテッドのほか、エヴァートン、ウェストハム、ノッティンガム・フォレストも関心を寄せていると『The Sun』が報じており、争奪戦の様相を呈している。だが、ユナイテッドは現時点で選手の売却が進まず、完全移籍ではなくローン移籍を希望しているという。ユヴェントス側は900万ポンドのローン料と翌年の2600万ポンドでの買い取りオプションを条件に交渉を進めたい意向だ。

なお、ルイスの古巣であるアストン・ヴィラも状況を注視しており、ウナイ・エメリ監督とスポーツディレクターのモンチ氏が同選手を高く評価していることは周知の事実である。モンチ氏はかつて「ルイスは全てのボールに意味を持たせるプレイメイカー。彼が去った後も良い補強はできたが、どんなクラブでも彼を再び迎えたいと思うほどの選手」と語っていた。

ルイスは2019年から2024年までアストン・ヴィラで公式戦204試合に出場し、以前にはマンチェスター・シティに在籍しながらジローナへのローン移籍で経験を積んだ。また、ブラジル代表として18キャップを誇る。

ユナイテッドが動きを加速させる中で、ルイスが選ぶ次のクラブが再びプレミアリーグとなるのか、注目が集まっている。

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