マレスカ監督の狙い通りだった!? PSGを圧倒したチェルシーがクラブ世界一に輝く「最初の10分で試合を制した」 

チェルシーの指揮官マレスカ photo/Getty Images

前半で3ゴール

チェルシー指揮官エンツォ・マレスカはクラブW杯決勝戦、パリ・サンジェルマンとの試合で狙っていたことを試合後に明かした。英『BBC』が報じている。

24-25シーズンのCLを制し、クラブW杯でもバイエルン(2-0)、レアル・マドリード(4-0)を撃破してきたパリが優勢という見方も強かったが、この試合で圧巻のパフォーマンスを見せたのはチェルシーの方だった。

キックオフ直後からエネルギッシュな入りを見せたチェルシーは22分にコール・パルマーが先制ゴールを挙げると、30分に再びパルマー。さらに43分にはジョアン・ペドロにもゴールが生まれるなど、チェルシーが前半だけで3ゴールと奪う展開となった。

予想しなかった試合展開となり、前半で大きなアドバンテージを得たチェルシーがそのままパリを圧倒し、3-0で勝利。クラブ世界一に輝いた。24-25シーズン圧巻の強さを見せていたパリを完封したチェルシー。そこにはマレスカがこの試合のために用意した狙いがあったという。

「最初の10分で試合を制した。PSGにスペースを与えると、彼らは我々を打ちのめすので、マンツーマンで守るということが狙いだった。そのため、我々は非常にアグレッシブにプレイし、早い段階から彼らを圧迫しようとした。最初の10分間はその激しさが重要だった」

開始直後からアグレッシブなアプローチとハイプレスを行うことで、パリが経験していないようなストレスを与えることが狙いだったと語ったマレスカ。パリが戸惑っている間に試合を支配することが目的で、最初の10分間でその手応えを感じ、勝てると感じたようだ。

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