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“絶対的エース”が揺さぶるチームの均衡 巨額契約延長の陰でマネも移籍か|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

“絶対的エース”が揺さぶるチームの均衡 巨額契約延長の陰でマネも移籍か

アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド photo/Getty Images

CR7の影響力

クリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルとの新契約にサインしたことで、クラブ内で予期せぬ変化が生じている。『The Telegraph』など複数メディアが報じており、この決断がいくつかの重要な退団を引き起こす可能性があるという。

ロナウドの契約は2025年6月末で満了を迎える予定だったが、今回新たに2年間の延長が発表され、2027年、42歳の誕生日までリヤドの地でプレイを続けることとなった。年俸は3億4000万ポンドに達するとの情報もあり、契約にはアンバサダーの役割、専属スタッフ16人、400万ポンドのプライベートジェット、ボーナスなど多岐にわたる待遇が含まれるとされている。

だが、その直後にジョン・デュランの退団が浮上。元アストン・ヴィラのストライカーであるデュランは、今冬に移籍金6500万ポンドで加入しており、週給32万ポンドという高待遇にもかかわらず、加入からわずか半年でフェネルバフチェへの移籍が迫っている。同紙によれば、クラブ内部の“混乱”が退団の一因とされる。

さらに『The Guardian』のジョナサン・リュー氏は、サディオ・マネに退団の可能性があることを報じている。元リヴァプールのマネは、バイエルン・ミュンヘンを1年で離れ、2023年にアル・ナスルへ加入。ロナウドとともにプレイし、通算93試合で37得点を記録しているが、その存在感はロナウドにかき消されつつある。

ピッチ内外で圧倒的な影響力を持つロナウドの存在は、クラブに希望をもたらす一方で、他の主力選手たちにとっては揺るがぬ現実を突きつけているのかもしれない。

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