C・ロナウド陣営が激怒 FIFA会長のクラブW杯出場「交渉中」発言に憤慨

ロナウドはCWCに出場できるのか Photo/Getty Images

火に油を注いだ

クリスティアーノ・ロナウドの将来を巡り、FIFA会長ジャンニ・インファンティーノ氏の発言が波紋を呼んでいる。YouTuberの“IShowSpeed”とのインタビュー内で、インファンティーノ氏は「ロナウドはクラブワールドカップでもいずれかのチームでプレイするかもしれない。話し合いが行われている」と語り、サッカー界に再び移籍の噂を巻き起こした。

しかし、これに対してロナウドの代理人は『The Athletic』を通じて強い不満を表明。実際には、選手本人や陣営にとって合意された事実はなく、FIFA会長の発言は一方的かつ誤解を招くものであるとしている。現在ロナウドはアル・ナスルとの契約が今季終了時点で満了を迎える見通しで、去就は未定のままだ。

『talkSPORT』によれば、ロナウドはクラブW杯出場クラブと短期契約を結び、その後にアル・ナスルへ復帰する可能性が取り沙汰されているが、ローン移籍はしないとされている。報道によれば、ブラジルのクラブからオファーが届いており、パルメイラスやフルミネンセ、フラメンゴ、ボタフォゴのいずれかが関与している可能性があるという。

さらに、リオネル・メッシとの共演を目指しインテル・マイアミ入りの噂も浮上していたが、現時点では進展は見られないという。だが、FIFA会長の不用意な発言により、ロナウドの移籍話が再燃するのは避けられないだろう。

ロナウドは今季、アル・ナスルでの公式戦で29試合24得点という成績を残し、サウジ・プロリーグ得点王争いをリードしている。

契約満了の6月末までに去就が決定しなければ、フリーエージェントとなるロナウド。クラブW杯に出場するためには、それ以前に契約をまとめる必要がある。賞金総額10億ドル(約1430億円)を争う大会に“史上最高のストライカー”が加わるのか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.305 欧州クライマックス

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ