「彼らは我々に似ている」 4冠目指すPSG指揮官はCWC決勝の相手チェルシーを警戒か 「歴史的なシーズンを締めくくるために100%の集中力で臨む」

PSGの指揮官エンリケ photo/Getty Images

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4冠達成なるか

パリ・サンジェルマンの指揮官ルイス・エンリケはクラブW杯決勝に向けた意気込みを語った。英『The Guardian』が報じている。

24-25シーズンはクラブ史上初となるCL制覇を達成し、すでに3つのタイトルを獲得しているPSG。チームとしての完成度も高く、24-25シーズンはマンチェスター・シティ、リヴァプール、アーセナル、インテル、バイエルン、レアル・マドリードといったビッグクラブを撃破してきている。

歴史的偉業とも言える4冠達成まであと1勝というところまで来ているパリ。指揮官のエンリケはクラブ世界一に向けた意気込みを語りつつ、「非常に難しい試合になるだろう」と対戦相手であるチェルシーを警戒していることも明かした。
「チャンピオンズリーグは我々にとって初めての優勝で、とても重要なものだった。パリに来た時の最大の目標だった。そして日曜日には、シーズン最後の試合でクラブワールドカップという新たなタイトルを獲得するチャンスがある。しかし、この試合の難しさを認識しておくことが重要だ」

「(エンツォ)マレスカは私が大好きな監督だ。彼のボールの扱い方が大好きだ。彼らは優れたプレイヤーがたくさんいるだけでなく、責任感にも溢れている。彼らは我々のチームと少し似ている。フィジカルも非常に優れている。非常に拮抗した、そして非常に難しい試合になるだろう」

「チェルシーはカンファレンスリーグで優勝し、リーグ4位でシーズンを終えた。彼らは大きく成長している。素晴らしい選手たち、技術の高い選手たち、そして私が非常に気に入っている監督がいる。彼らは深い位置からプレイし、常にプレスをかけ、常に攻撃を仕掛ける姿勢が素晴らしい。彼らは非常に完成度の高いチームで、素晴らしいシーズンを過ごしてきた。このチームは決して簡単な相手ではなく、形式的な試合などではない。歴史的なシーズンを締めくくるために100%の集中力で臨むつもりだ」

マレスカ率いるチェルシーのスタイルを自身のチームに似ていると語ったエンリケ。CLを制したパリがこの試合優勢という見方が強いが、一発勝負の決勝戦は何が起こるかわからない。チェルシーも今勢いのあるチームだが、エンリケ率いるパリは4冠を達成できるか。


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