室屋成、復帰の決め手は「移籍後もずっと気にかけてくれた」「わざわざハノーファーまで来てくれた」 FC東京の熱意に応え、低迷するチームの大きな力に

古巣復帰が決まった室屋 photo/Getty Images

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早ければ第20節C大阪線で復帰

FC東京への復帰が発表された元日本代表DF室屋成が25日、FC東京対広島戦が行われる国立競技場で報道陣の囲み取材に応じた。

室屋は2016年から2020年8月まで同クラブで活躍すると、日本代表に選出されるほどの選手へと成長。その後ドイツに渡りハノーファーで5シーズンプレイした。

今回の移籍は6月1~10日まで設けられた特別登録期間で実現。早ければ6月14日のC大阪戦でデビューが可能となる。背番号はかつてFC東京でつけた「2」を再び背負うことも決定した。
室屋はこの日、復帰した心境を聞かれると「久しぶりに帰ってきて、練習場にもあいさつに行ったけど懐かしい気持ち。その場所でまたプレイできるのはすごく光栄」と語った。

そして復帰の経緯については「僕が移籍してからもずっと気にかけてくれていた。個人的にも東京に帰れたら一番うれしいと思っていたが、うまくタイミングも合った。強化部の方が、わざわざハノーファーまで来てくれて、自分のことを欲しいと言ってくれた。そういう熱量であったり、本当にチームの力になってほしいという気持ちがすごく伝わったので、力になりたいという気持ちが強くなった」と明かした。

現在チームは17位と低迷しているが、それについては「新しい監督になり、新しいフォーメーションで若い選手もたくさんいる。いろいろ挑戦しながらでは簡単にはいかない」と状況を分析。「その中で何かきっかけを作ろうというタイミングで僕もチームに入っていくので、まずは個人としては、しっかりJリーグの環境、スタイルに慣れなきゃいけない。ある程度試合に勝つコツというか、そういった感覚があると思うので、チームが勝てるようなプレイをしたい。そういった部分で、引っ張っていけるかなと思う」と意気込みを述べた。

果たして室屋の加入がチームに勢いをもたらし、窮地を脱することができるか。今後の彼の活躍に期待だ。。

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