やはり久保建英の今夏の移籍はある? 移籍恐れるバスク地元メディア「彼の気持ちが変わらないことを祈る」

ソシエダの攻撃を牽引する久保建英 Photo/Getty Images

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ラ・レアルは大きく変わってしまう

ラ・リーガ最終節のレアル・マドリード戦を残すのみとなったレアル・ソシエダ。リーグ11位とボトムハーフに位置しており、欧州カップ戦もすでに敗退。来季の欧州大会への出場はなくなった。

イマノル・アルグアシル監督の今季限りの退任ほか、MFマルティン・スビメンディがアーセナル加入内定と言われ、MFブライス・メンデス、GKアレックス・レミロらの退団の可能性が濃厚であるラ・レアルは、来季その姿を大きく変えてしまうことになりそうだ。そしてこの退団リストに、日本代表MF久保建英の名前が載ることになるかもしれない。バスク地元紙『noticas de Gipuzkoa』は、これらの選手たちの退団の動きとともに、久保の退団の可能性は否定できないと報じている。

「最後の試合となる可能性のある1人は久保建英だ。彼はリーグ全体でアシストを記録していないが、新監督がそう判断すれば外でも内でもプレイできる。本当に特別な選手だ。彼の代理人はあらゆる市場で彼の移籍を試みてきたが、この日本人選手はレアル(ソシエダ)でとても幸せであり、急いではいないと常に主張してきた。この夏、多くの変化があっても、彼の気持ちが変わらないことを祈る。もし彼が去るなら、我々はレアル・マドリードを忘れてはならないレアル・マドリードには6000万ユーロの買収条項があり、これにより投資は確保されているが、レアル・マドリードはそれを回収するために3000万ユーロを支払うだけで済む。彼がベルナベウで先発するのはほぼ確実で、無理をしない限り来シーズンはアノエタでプレイする可能性が高い」
久保に関する移籍の噂は常に報じられていたが、久保はそれを常に打ち消すように語ってきた。しかし、欧州大会に出られず姿を大きく変えてしまうチームに本当に残留してくれるのか、地元紙も気が気でないようだ。

同紙が指摘したようにレアル・マドリードへの復帰、はたまたプレミアリーグへの挑戦など、多くの噂が飛び交う久保の去就。青×白のシャツを着た久保の姿は見納めとなってしまうのか。




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