マンUと人気ドキュメンタリーシリーズの制作交渉が破談 サポーターは概ね歓迎「良い判断」

マンチェスター・ユナイテッドの選手達 photo/Getty Images

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現場サイドが撮影に難色

動画配信サービス『Amazon Prime Video』の『All or Nothing』は、様々なプロスポーツチームの1シーズンの戦いぶりの裏側を映し出す人気ドキュメンタリー番組であえい、サッカー界ではこれまでアーセナルやトッテナム、バイエルン・ミュンヘンなどに密着した作品が制作されてきた。

『Amazon Prime Video』は、この人気シリーズの最新作としてマンチェスター・ユナイテッドの2025-26シーズンにおける戦いぶりを題材にしようとしていたようだ。アメリカメディア『The Athletic』によれば、これまでAmazonとユナイテッドは番組制作について数カ月にわたって話し合いを重ね、交渉成立となれば1000万ポンド(約19億9000万円)の報酬がユナイテッドに支払われることになっていたという。

しかし、この計画に対してルベン・アモリム監督をはじめ現場スタッフが難色を示し、彼らの意見を考慮してユナイテッドの共同オーナーであるサー・ジム・ラドクリフ氏らクラブ首脳はAmazonからの提案を拒否する方針を固め、交渉は破談に終わったとも『The Athletic』は伝えている。
このようにして魅力的なオファーを断ったユナイテッドだが、その一方で同クラブのサポーターの多くは、チーム再建を優先すべきとの立場から概ね今回のクラブ首脳陣の判断を支持しているようだ。イギリスメディア『The Sun』は、このニュースに関してソーシャルメディアサービス『X』に投稿されているサポーターの意見を幾つか紹介している。

「良い判断だ。現場スタッフは全員うんざりしているだろうしな」

「アモリムのもとで再建中のチームには、みんなが見ているよりも誰もいない環境のほうが良い。集中するのが先でカメラはその後」

「世間は来季の残留争いの裏側なんて見たくないだろ」

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