残留のかかった後半ATのPKでパネンカを蹴る度胸 仏で「鋼鉄の神経の持ち主」と絶賛された男がもたらした残留

ル・アーヴルでPKを担当するトゥレ photo/Getty Images

スタッド・ランスをかわして残留

仏リーグ・アンの残留争いは最終節までもつれる激しいものとなった。

最終節では伊東純也、中村敬斗、関根大輝の所属するスタッド・ランスがリールに1-2で敗れてしまい、16位へ転落。これで2部との入れ替え戦へ回ることになった。

そのスタッド・ランスをかわし、15位でギリギリ残留を勝ち取ったのがル・アーヴルACだ。ル・アーヴルは最終節でストラスブールに劇的な形で3-2と勝利を収め、15位に浮上した。

そのゲームで驚きの強心臓を見せたと話題を呼んでいるのが、MFアブドゥライェ・トゥレだ。ル・アーヴルではトゥレがPKキッカーを担当しているのだが、ストラスブール戦では2-2で迎えた後半アディショナルタイムにPKを獲得。ここで決めれば重要な勝ち点3をゲットできる状況で、トゥレはゴール中央へのパネンカを選択したのだ。

PKに自信があるからこその選択だろうが、残留がかかった大一番でパネンカを選択できる選手は少ないだろう。このプレイは世界でも話題を呼んでいて、独『Bild』は「残留か降格か、この場面で彼はそれをやってのけた。トゥレは鋼鉄の神経の持ち主だ」と驚いている。

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