鹿島GK早川友基の圧巻セーブに南雄太氏も絶賛!「日本人には珍しくパワーがある」

好セーブを披露した早川 photo/Getty Images

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鹿島の正GKを務める

明治安田生命J1リーグは5月20日、4月の月間ベストセーブ賞を発表。鹿島アントラーズの早川友基が選出された。

対象となったのは、第8節・サンフレッチェ広島戦で披露した圧巻のセービングだ。1点ビハインドで迎えた65分、敵陣からのカウンターを受けると、広島FWヴァレール・ジェルマンのクロスをジャーメイン良にヘディングで合わせられてしまう。

しかし、そこに立ちはだかったのが早川。至近距離からのシュートを左手一本で見事にしのぎきって得点を許さなかった。
早川のセーブについて柏レイソルや横浜FCなどで正GKとして活躍した南雄太氏は大いに称賛している。

「クロスに対して出ない判断をした中で少し下がってポジション修正をし、逆モーションではあったが逆足での力強い蹴りと、難しいバウンドにきちっと手を合わせ弾いた一連の動きに全く無駄のないかなり難易度の高いプレー。はじきの強さ、手を出すタイミング、様々な要素が加わったセーブだった。日本人には珍しくパワーがあるGK」

また、早川自身も好守を振り返りつつ、喜びのコメントを残した。

「月間ベストセーブ賞に選んでいただき、本当に嬉しく思います。日頃の練習からパフォーマンスを高め、その積み上げとなるセーブを見てもらえたことは、自分としても自信になります。あのプレーはカウンターからクロスが上がった瞬間、中で構える選手に目線と体を切り替え、ボールが飛んでくるコースに先に手を出して体の状態を上手く持ってくることができました。

自分の目標はチームを勝たせるキーパーになることなので、無失点に抑えてチームの勝利に貢献できるよう、これからも戦っていきます」

各月の最も優れたセーブをした選手を表彰する月間ベストセーブ賞は、今季より新たに設立された。

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