PK譲ったハーランドにレジェンドストライカーはガッカリ!? 「メッシやC・ロナウドだったら、ボールを手放すはずがない」

またしても決勝で無得点に終わったハーランド photo/Getty Images

マルムシュが蹴るも失敗

元マンチェスターユナイテッドのウェイン・ルーニー氏はクリスタル・パレスとのFAカップ決勝でPKを蹴らなかったマンチェスター・シティのストライカー、アーリング・ハーランドの行動を疑問視しているようだ。

1点ビハインドの中迎えた36分、ベルナルド・シウバがPA内で倒され、PKを獲得したシティ。当然これまでPKキッカーを務めたハーランドが蹴ることが予想され、同選手が最初はボールを持っていた。しかし、最終的にハーランドはオマル・マルムシュへPKを譲ったのだ。

結果的にマルムシュのPKはディーン・ヘンダーソンに防がれてしまい、シティは絶好のチャンスを逃した。その後最後までシティはパレスの堅い守備陣を崩せず、0-1での敗戦を喫した。

試合後、指揮官のペップ・グアルディオラはPKキッカーは選手たちの判断によって決まったと語っていたが、現役時代同じくストライカーだったルーニー氏は2人のスーパースターとハーランドを比較した。

「アーリング・ハーランドはワールドクラスのフォワードだが、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドだったら、ボールを手放すはずがない。それが、アーリング・ハーランドやキリアン・ムバッペといった選手たちとこの2人の違いだ。彼らは利己的で、すべての試合で得点したいと思っている」

「彼がチャンスを逃すと、それが響いて、自分に影響を与えることがわかると思う。ウェンブリーでPKをを蹴るなんて、彼には耐えられなかったのかもしれない。彼も人間だ。何が起こるかわからない」(英『Sky Sports』より)

シティ加入後、主要な決勝戦では7試合連続でゴールに絡めていないというハーランド。ワールドクラスな選手だからこそ、ルーニーはこのような大一番でPKを譲らないストライカーになってほしいと考えているようだ。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.305 欧州クライマックス

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ