井上尚弥が“引退”に言及 目標は2027年「あと3年」 ザ・リング誌が報道

PFP2位の井上 Photo/Getty Images

続きを見る

最強の“最後”

日本ボクシング界の象徴、井上尚弥が2027年の引退を視野に入れていることが明らかになった。米ボクシング専門誌『THE RING』のインタビューに応じ「あと3年ほどだと思っています。今年を含めてです」と述べた。

圧倒的な強さで4階級を制覇し、世界を魅了し続けてきた井上。その戦いは常に壮絶だった。ノニト・ドネア戦での眼窩骨折、近年の2度のダウン。それでも井上は再び立ち上がり、勝利を掴んできた。しかし「自分の戦いのキャリアは、適切なタイミングで終えたい」と自身の引き際について語っている。

ファンにとっては寂しいニュースである一方で、残された時間で井上の集大成を見ることができるはずだ。同紙は「ファンが拳を握りしめ、彼に引退を思いとどまらせようと懇願する前に、井上は残りのキャリアでファンが望む試合を提供するつもりだ」と予想している。
次戦は9月に予定されているムロジョン・アフマダリエフ戦。その後にはニック・ボールとの一戦も噂されており、2026年5月には中谷潤人との“日本人頂上決戦”も控える。井上の今後に世界中から注目が集まっている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.305 欧州クライマックス

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ