「目指していた場所には程遠い」 リーグは現在8位、コッパ・イタリア決勝でも敗れたミランの今季は失敗に

コッパ・イタリア決勝で敗れたミラン photo/Getty Images

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ボローニャに敗れて落胆

セリエAで8位に沈むミランにとって、14日に行われたコッパ・イタリア決勝は極めて重要な一戦だった。ミランは準決勝でライバルのインテルを打ち破ってファイナルへ駒を進めており、サポーターの期待も高まっていたに違いない。

しかし、ミランは決勝で今季好調のボローニャに0-1で敗れた。リーグ戦の結果と合わせ、サポーターの失望は相当なものだろう。

この結果にミランのジョルジョ・フルラーニCEOも落胆している。今季はお世辞にも成功のシーズンとは言えないだろう。
「まずはボローニャの歴史的偉業を祝福したい。我々に関しては、今季失敗だったと言わざるを得ない。スーペルコッパを制したとはいえ、目指していた場所には程遠い。今季は残り2試合となったが、できる限り良い形でシーズンを終えたいと思っている。サポーターの失望は我々も同じ思いだ。我々に様々なミスがあったことを認めないといけない。それでも我々は前進し、本来あるべき姿に戻らなければならない」(『Sport Mediaset』より)。

今季のミランはシーズン途中に指揮官パウロ・フォンセカを解任するなど、前半戦から調子が上がらなかった。その中でスーペルコッパを制したのは収穫だったが、1番欲しいタイトルでなかったのは明らかだ。

再びのスクデットへ来季はまた1からのスタートだが、ミランは来季セリエA上位を狙える戦力を揃えられるだろうか。

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