バイエルンDFキム・ミンジェはクラブワールドカップ欠場か アメリカに入国できない可能性が浮上

バイエルンのキム・ミンジェ photo/Getty Images

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代表活動でイラクを訪問予定

今年6月にアメリカで行われるクラブワールドカップには世界各国から32チームが参加し、ドイツのバイエルン・ミュンヘンも出場を予定している。しかし、同クラブの韓国代表DFキム・ミンジェがこの大会に出場できるかは不透明な状況となっているようだ。

問題となっているのは6月に予定されている韓国代表の活動。来年の北中米ワールドカップ本大会に向けたアジア最終予選B組で首位に立っている韓国代表は、6月5日(現地時間)に3位イラク代表とのアウェイゲームを予定していて、この試合に勝てば本大会出場を決めることができるため、守備の要であるキムの招集が確実視されている。

しかし、クラブワールドカップの開催地であるアメリカでは入国審査が厳格化されていて、入国直前にイラクやイランなど特定の国々への渡航歴がある場合は入国禁止となる可能性があり、実際に2022年7月には当時バルセロナの監督だったシャビ・エルナンデス氏が直前にイランを訪問していたために入国を拒否されている。このため、韓国メディア『FOOTBALLIST』、ドイツ紙『tz』などがクラブワールドカップでバイエルンがキムを起用できないかもしれないと報じている。
現在バイエルンでは負傷による離脱者が相次いでいて、ダヨ・ウパメカーノと伊藤洋輝のいないセンターバックのポジションは特に手薄になっている。そのため仮にキムがクラブワールドカップに出られない場合、それはキムだけでなく優勝を狙うバイエルンにとっても大きな痛手となるのは間違いないだろう。

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