PSGよりもジローナのほうが「一枚上手」 劇的勝利も指揮官は対戦相手を称賛

初戦の劇的勝利を喜ぶジョアン・ネベス Photo/Getty Images

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苦しみながらも勝点3を獲得

UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズは現地時間18日に第1節が行われ、フランスのパリ・サンジェルマンはスペインのジローナと対戦した。

昨シーズンにラ・リーガで快進撃を見せたジローナと、ここまで開幕から4連勝のPSGの一戦は、PSGが攻め込む予想通りの展開となるも、ジローナも負けじと守備で応戦。後半に突入してもなかなか試合が動かずスコアレスで終わると思った終了間際の90分。PSGのDFヌーノ・メンデスが左サイドからドリブルで仕掛けてクロスを入れると、ジローナのDFアレハンドロ・フランセスに当たってGKの方へ、これをGKパウロ・ガッサニーガがまさかのトンネル。結果的にこれが決勝点となり、1−0でPSGが勝点3を獲得した。

劇的な形で勝ち星を得たPSG。指揮官のルイス・エンリケは試合後の会見でジローナの方が一枚上手だったと述べ、「彼らには予選突破の素晴らしいチャンスがある。彼らのプレイに対する考え方は非常に明確で、間違いなく予選を突破できる」と相手を称賛した。その上で「ジローナが予想以上に守りに入ったのは事実だが、選手たちを理解しなければならない。最後の最後で得点できたのは幸運だった」と結果的に勝利出来たことを喜んだ。
PSGは今回のリーグフェーズでジローナの他にマンチェスター・シティ、バイエルン、アトレティコ・マドリード、アーセナル、PSV、ザルツブルク、シュツットガルトと対戦することに。特にポット1、2の相手がより強豪なことから、非常に厳しい組み合わせとなったが、それについては「すべてが難しいことだ。私たちはスケジュールをこなし、次の試合ではまったく異なるスケジュールを持つ他のライバルたちと重要なことを争わなければならない。ホームでの初戦だっただけに、今日の勝利は不可欠だった。勝ち点だけでなく、我々のようなチームにとって大きな意味を持つ。我々はすべてのタイトルのために戦っていかなければならない」と語った。

PSGはリーグフェーズ第2節でアーセナルとエミレーツ・スタジアムで試合を行う。


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